花月動物園の怪
お正月特番目白押し、が「紳助」がいない。(吉本興業所属の芸人=島田紳助さん・・・っと書くところだが敢えてカッコ書きで敬称を略させていただこう。)
女性に暴行を働いた旨での活動自粛中なのだそうだ・・・・
髪の毛掴んで引き釣り倒し殴る蹴る、機関銃のような言葉の暴力で罵詈雑言で立ち直れなくなった・・・まぁ「死を感じた」ってのもまぁ大げさな表現ではないだろう。
たとえ話でいうと・・・
『花月動物園ウサギ厩舎担当の飼育員が、誤ってパンダ舎に入ってしまい、のみならずほとんど始めての遭遇だったので扱いがわからず、興奮したパンダに体当たりをくらって瀕死の重傷を負ってしまった。』・・・そういう話だと思う。
当然、花月動物園が吉本興業株式会社、パンダが「紳助」である。まぁ演芸ってのは「人を見世物にする」ものだから動物にたとえても問題ないだろう・・・あったらごめん。
「紳助」本人はジャレてるつもりかもしれないが、相手は『パンダ』猛獣である熊猫だ。牙や爪を立てなくても、上に乗っかられただけでも肋骨骨折は確実という相手だ。
ただ、この今回変なのは、奇跡の生還を果たしたウサギ担当飼育員が「ごらんのとおりパンダは猛獣で危険です。さっさと殺してしまいましょう!」っと声高らかに言ってることだ・・・普通は、「私の不注意が原因です。パンダに罪はありません」って言うはずじゃないのか?
「紳助竜助」が『不良ツッパリ漫才』でデビューして、『ガキ帝国(井筒和幸:監督)』で”地でやったるやん!”と評されたことすら知らないのか?
吉本興業株式会社なんてところに就職するんだから、そこら辺は知ってるはずだし、研修も受けるはずなのにどうして番組制作者があわてるようなことをするんだろう。
オール巨人の横に座ると説教される
酔っ払った横山やすしのそばに行くと殴られる。
前府知事 山田勇さんの隣に行くとお尻を触られる。
藤山寛美ちゃんに飲み屋で会って挨拶すると奢ってもらえる・・・・こういう大阪の常識というのが通用しなくなっているのかと思うと少し悲しい。・・・かわいいだけのライオンなら誰も観に行かないよな。まぁ怖いだけのパンダも行かないと思うけど。
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>>動物にたとえても問題ないだろう・・・あったらごめん。
動物園の動物は見世物になることと引き換えにエサを食いたくて入園志願してくる
のではないし、サバンナを暴走していたところを「コイツは金になる」と目をつけた
吉本がワナに填めたりクビに縄をつけたりして連れて来て竜介と組ませたわけでは
ないでしょうから、島田紳助の場合にはちょっと妥当性が薄いかしれませんね。
いわゆる2世タレントだと、「生まれついて以来、見世物あつかいされてしまって
いる」とか「外の世界を知らない」とかケースによってはすごくしっくり来そうな気も
しますが。
>>と評されたことすら知らないのか?
40歳なら知っていそうですが、帰国子女とのことですから海外の大卒後の帰国だった
りすると、“島田紳助・松本竜介の時代”をまったく知らないかしれませんね。
(掲示板書き込み情報だと、横澤さんの娘で…高校生時代にマンザイブーム当時の
島田紳助に会ったことがあったみたいだけど)
>>吉本興業株式会社なんてところに就職するんだから、そこら辺は知ってるはずだし
芸能プロといったら、浮き草稼業なイメージが定着してるものの、80年代後半から
90年代前半にかけて、いまやホリプロや吉本は大学新卒社員を採用する近代企業とか
成長産業みたいな紹介のされかたをしてましたから、リクルート等の採用募集情報を
頼りに就職活動したらば、普通のメーカーや流通と比べて多少の特殊性はある業務内容
なものの要は一般の大手企業なんだろうみたいな感覚の人が部署によっては混じってる
ことはあり得るんじゃ?
>>研修も受けるはずなのにどうして
研修をまともにやらないで、「ついて来られない奴はやめていけば良い。入社希望者
は毎年いくらでもいるんだから」体勢なのか、それとも研修なんざ建前なんだから
言われたことを身につける義理も骨身に刻む義務もあるまい的な感覚だったのか?……
ですかねェ?
>>かわいいだけのライオンなら誰も観に行かないよな
観に行く人はいるでしょ……凶暴性がなくて、噛みついたり引っかいたりしない
可愛いライオン(もしくはライオンモドキ)なんてのがいたら。
今回の件で、個人的に意表を突かれたのは
『松本紳助のようなフリートークの番組もあるし、他にもかなりの高い自由度で
しゃべれる番組があるのだから、言葉づかいの正しくないマネージャーがいたら、
それをネタにすれば良いのに何で手を出してしまったんだろう。“最近、腹が立った
こと”として「言葉づかいや常識のない奴が吉本の社員にもおった」から始まって
何かの話題につけて「こんなことは○○マネージャーなんかもわかっとらんの
やろな」「そんな質問したら○○あたりは、こう答えるに決まっとる」とバカに
し続ければ本格的に言動を改めるか、いずれ転職するかだろうに。
相手がどんなに非常識で失礼な振る舞いだったとしても、殴る蹴るをしてしまったら
“でも、両方とも悪い”の一言で片づけてしまうのが世間というものだ。
だいたい十代ぐらいのうちだったら、ビシッと焼き入れようもあるかしれないが、
言葉づかや生活態度で親や教師がいくら性根を叩き直そうとしてもダメなのは叱ろうが
殴ろうが、そん時だけ「すいません」「反省しました」「もうしません」とか言う
だけで大した効果ないことは、自分の中高生の頃の周囲の連中を当然わかるような
育ちをしてるだろうに。
番組を個人的に利用できる立場なのに、なんでまた……そんなバカ正直な真似を
したのか……紳助らしくないというか、しょーもないことしたもんだよねぇ』
という、妙に合理的めいたコメントがブログでも掲示板でもなく、私の母から
あったことでした。
投稿: バラライカ阿倍野 | 2005.01.02 10:17