おれがMiyataだ
勝利のガッツポーズ
ということで、2004年夏Jクラスの優勝は「エントリーナンバーJ001番」 「Quick Turn」シリーズの Hisamitu Miyata さんに決定。
CT-3 は基本的に「第1回準優勝のYRCドム」以来続く「脚部旋回型2足歩行」マシンに分類できる。
<以下憶測多数・・・インタビュー後書き換えの予定?あるのかそんなもの>
この実績安定性のある脚部構成に接地面である足首には調理用ステンレスボール?(ここら辺りは第1回大会の初代バルキーくんか?)を使用しており、重量を足下に集中させることで安定性を高めている。恐らくは重量配分では、足首だけで重量の25%は稼いでいるのでは無かろうか?これを歯車付電動機(ギヤドモータ)で振り回すわけである。(まぁJクラスは有線なので360度旋回は出来ないが)
そして、この構成に前後方向にシンプルはアームが配置されており、シーソー状のシャベルアームとして機能する。これが武器になるとともに高速転倒復帰を可能とする・・・ワケだ。
実績とシンプルな機構。これに操縦ミスを防ぐコントロールシステム これが勝利の方程式か・・・
惜しむらくは、ビッグボス曰く「ルールぎりぎり」のマシンであること。
どこが問題化というと、メインの制御基盤を手元のコントローラに内蔵しているところ(バッテリーはロボットに搭載)。制御基盤は数百グラムの単位で利いてくるので、圧倒的に有利に働くことは間違いない・・・・ただし、何本ものサーボのコードを引きづりながら、がんがん動いているので、マイコンをロボットに搭載して3芯コードを1本にしても変化はないと思うんだけどね。
とにかく、CT-3が偉かったのは攻めて攻めて攻めまくったこと。動きを止めず移動し、シャベルを上から振り下ろし、下からすくいあげ、ひたすら攻撃。(特にJクラスは軽量級なので下からのすくい上げに弱かった。)このアームの動きをめぐる「間合いの見切り」という醍醐味が大会を盛り上げたといえましょう。
今回は「強いヒール」として大会を盛り上げてくれました(特に後半は、Jrパイロット相手なので一見大人気ないように見えるプレッシャーを跳ね除け立派(^^;)。次回も引き続き 悪役買って出て下さい。
「ROBO-ONE」カテゴリの記事
- 第40回ROBO-ONE /第24回 Light(2022.03.06)
- ロボワン リモート2021冬 ヒダカミロボ部おめでとう(2021.02.28)
- MISUMI presents 第37回ROBO-ONE ライト&AUTO(2020.09.21)
- ハルカス予選ライト級(2020.07.25)
- 幻のROBOGONG-r4 カンファレンス資料(2020.06.27)
コメント