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うじの富士山修業するぞ物語’96

- MES( 1):FROM Gパティオ V2 96/09/25 -
00698/00698 HGA00121 うじ うじの富士山修業するぞ物語’96
( 1) 96/09/25 23:20


 さて、8月26日の月曜日に神戸・日栄堂にて行われたバーチャロン3on3
大会に参加、メガスピンハンマーで木端微塵に打砕かれ最下位に転落した私は、
自らの未熟を痛感していた・・・精神的にも肉体的にも根性が気合いが足りない
・・・このままではいけない。今一度、己れの限界に挑戦し、より強くならねば!
修業だ!修業だ!修業するぞ!

 明鏡止水の境地を会得するのにはギアナ高地が最適ではあるが、さすがに1日
半もジェット機に乗るのはなんである。第一、海外旅行するほどの金も無い。
通常、大阪南部ではこの様な場合、楽々コースは金剛山~葛城山、気合いを入れ
てコースで奥吉野~大峰山というのが相場であるが、幸いなことに私の手元には
横浜&有明ツアーで残った「青春18・3/5ちっぷ」がある。しかも私は6連
休の夏休み期間。

 よし!日本一の富士の山へ行こう!! そう決意は早かったのである。

 とりあえず、手近の装備(というほどのモンでもないけど)をミレーのバック
に押込み準備完了、したのだが天候が安定しない。ズルズルと木曜日の朝まで来
た。エーイイいてまえ!とモーニングJAMもそこそこに家を出る。
 光明池駅から新今宮までは回数券、そこからは18切符の本領発揮である。
大阪駅で新快速に乗換一気に米原まで・・・ここまでは良かった。しかし、大垣
までの関ケ原間は秋雨前線による大雨で盛土が弛んだとかで徐行運転。さらに、
名古屋からの列車がこないために擦違い出来ずに待ち時間発生、仕方なく駅前の
ロッテリ屋でテリヤキバーガーを買い求め食す。旅程大幅に遅れる。なんとか名
古屋に辿りつくもここでも停滞。駅のきしめんを食べていると、さっき大垣で擦
違い待ちをした列車が浜松行きの看板を提げて登場・・・しまった。大垣でゆっ
くり飯食えば良かった。

 浜松までは何もすることは無くってクロスシート4人分をつかってウトウトす
る。ところが、浜松でも停滞!静岡行きの列車も(元を辿ると)大垣での待避に
捕まっていたのだった。こういう旅をするときは長い距離を走ってくれる列車は
乗換の手間がなく有難いのだが、一旦ダイヤがズタボロになるとコレなので痛し
痒しである。
 そんなこんなで、熱海行きに列車をまって三島へ。なんだが、ここで最大のピ
ンチ!列車が遅れたのもさることながら、ナントナント!!私が乗るつもりだっ
た17時三島駅発富士山新5合目行きのバスが無いのである。
 富士山のシーズンは8月25日までで、それを過ぎるとバス本数は激減するの
である。今日は29日、しかも31日を過ぎるとダイヤ改正で来年まで無いんだ
そうである。ガ~~ン。無計画な自分を呪う。市観光協会の人の親切も空しい。

 仕方ないとりあえず温泉である。なんたってここは名だたる伊豆高原・修善寺
温泉の入り口の町である。ここまで来たら入るしかない。
伊豆急にのって修善寺へ!行く。清貧なる若人の伴「修善寺YH」に電話を入れ
るも、今日は臨時休業とのコト=ショック!!
 駅前の食堂で食事をするが観光地の例にもれずまずい。とりあえず温泉だけは
入ろうと思いバスでさらに高原を登っていく・・・が、駅で紹介された温泉セン
ターは俗に言う超ベリバである。元来バスで押寄せる観光客相手の施設らしく、
千なにがしの料金をとりながらも、一般客にはあまり親切では無い。浴室内の
ロッカーだって百円のコイン式だし、タオルだって300円の高根で売るので
ある。(このとき私はタオルを持ってくるのを忘れた事にきづく)
 さて、再び三島にとって帰した私は、観光協会でもらった富士登山ガイドに
よると、三島より富士・新富士駅からのほうが1時間早くバスが出る事を知る。
山は早めの行動が肝心である、よって富士に向うことにする。

 このとき既に21時。野宿も何なので職業別電話帳で宿を探すと、ひときわ目
立つ広告「ビジネス旅館 一平」なんか怪しい、でもオモシロそう!と電話する
・・・”はい、空いてますよ”ラッキー!しかも御主人が富士駅まで迎えに来て
くれるという、さらにラッキー!! 宿は国道から一本入った静かな場所にあっ
た。御主人いわく、最初はもっと小さな広告の予定だったんだがNTTの人が勘
違いして大きな広告になったんだそうである。まぁそれでお客も増えたそうなの
で結果オーライかなと言っていた。親切な宿やに巡り合った私は、翌日にそなえ
睡眠をとるのであった。

 翌日は今にも泣き出しそうな天候。富士山の標高なら秋雨前線の上に顔が出る
はずなので登山決行。御主人に新富士駅まで送ってもらう。駅前のコンビニにて
スポーツドリンク等若干の補給物資を買込み、富士急のバスにのる。途中、富士
浅間大社の本宮の前を通るがお参りはパスしてしまった。(車中で寝てたのだ)

 さて、バスはドンドンと坂を登り新5合目/富士宮登山道口へ。ここで高度は
2500m、気温は20度前後、曇ってはいるが雨は降っていない。
 10時30分、軽くストレッチを済ませ登山開始である。空気が薄いせいか息
がすぐあがる、2、3分歩いては体を2つに折りゼーゼーと息を整える・・・こ
の作業の繰返し。こうやって徐々にでも標高をかせいで行かねばならない。
 気がつけば6合あたりで周囲は快晴。秋雨前線の上に出たようだ。肌を差す紫
外線が痛いので日焼け止クリームを塗り。Tシャツ+トレーニングタイツから、
レインジャケット+長ズボンに変身!風による体温の低下を防ぐ。頭上には測候
所のレーダードームが眼前に見える、があそこまで垂直距離で1km!金剛山1
個分である。ここで靴下を変えたのだが、皺がいっていたのか一撃で豆ができる。
 7合あたりからは防寒のためフリースのジャケットも着込んだ。このころから
左右のふくらはぎに痙攣が出始める(運動不足の祟り)騙し騙し歩みを進める
(何しろ止ったら再起動が難しい)。気温はおそらく10度前後。標高3000m
私の最高到達点を越えた。でも珍しいことに高度障害が出ない?トレーニング
不足でスタートでゼーハーやったのが高度順応に効いたのかもしれない。
 8合目で、カップヌードルとカロリーメイトで昼食、現在1時。このままココ
で宿泊してもいいのだが、明日はこの足が動かなくなるかもしれないという不安
と明日天候が悪化したらどうしようも無いという思いがよぎる。山頂を目指し再
スタートを切る。

 9合付近から山頂にガスがかかり始める。両足に鞭打ち直も高度を上げる。
視覚が鈍り、足の間隔が鈍化すると、脳内麻薬が分泌されウォーキングハイで精
神がトリップしはじめる。 ハッハッハこの苦行はとっても修業らしいぞ。
9合目の小屋(シーズンオフで閉ってる)の前では高度障害と寒さでダウンして
いる少年がいた。とりあえず酸素ボンベも持っているし、家族ももうじき下山し
てくるそうなのではげまして別れる。ここから一緒になった人は、シャンパン担
いで登ってきたという・・・良くきくと、「日本百名山早回り記録」が明日達成
されるんだそうで、そのお祝いとのこと。ちなみにチャレンジャーは神戸の人だ!

 そして遂に10合=頂上である、時に15時。浅間神社はすでに冬支度をすま
せ固く門を閉じている。周囲に何も無い・・・8合目の親父さんは、あっちの山
小屋は9月5日までOKといっていたので、火口を反時計まわりに河口湖口へ。
河口湖口の頂上小屋は結構繁盛していた。汁粉をいただき力がついたところで、
下ることにする、右膝の半月盤と内側靭帯、右足首の外側靭帯はいまだ健在だが、
両足ともふくらはぎ、太ももの筋肉は熱をもち炎症を起こしかけている。
 こんな体では8合目の朝の寒さは耐えられそうもない。幸い、いまから下れば
18時の富士吉田の最終バス間にあいそうだ。

 意を決して下山開始。何故か下山専用道という名前なんだが、これはどうみて
も荷揚用のキャタピラーの道以外の何者でもないぞ?溶岩と火山灰の砂轢は一見
クッションがよさそうなところがクセものである。足裏がすべってしまう分、踏
ん張るため衝撃がまともに伸びた膝を襲う。おかげであっというまに半月盤の調
子が悪くなる。しかもこの道はノンストップを売にしている為、休憩施設が皆無。
とにかく辛抱して下るしか仕方がないのである。この修業は本当に辛いぞ!
変に下界が見降ろせる分だけしまつが悪い、黒い地面だけでまったく変化がない
んだから。

それでも何とか6合目まで下山。最後の焼印をもらいバスターミナルまでは
ほぼ水平方向のトラバース。バスターミナルで山菜そばを食し一息をつく。
土産を買おうとするも、どうみても平地より1割ほど高そうなので思案する。
 バスで下山すると即、辺り一面霧に包まれ右も左も解らない状態、こんな中を
左右に振られてるとさすがに気分が悪くなるので寝る。
 気がつくとバスは河口湖駅についていた。が回りには何も無い。真っ暗である。
お土産物屋も何もかも閉っている。ガ~ン(^^;。風呂に入りたいが、駅員さんは
近所に銭湯はないとのことだが、駅前のホテルで温泉に入れてくれるところがあ
るというので入りに行く。500円と高めだが、昨日のことを思えば安い。
 ひと風呂あびて、気分爽快で駅にいくと丁度電車は出たところで30分待たね
ばならない。さらに、富士急は伊豆急と同じくらい田舎電車だったのだが、中央
線大月駅まで出てさらにびっくり、新宿はつ松本行きの各駅停車はどこにいった
のだ?何廃止?えっ土日だけは臨時で走る?オーマイガー!!・・・さらに己れ
の未熟と無謀を知る。とにかく、新宿まででる。っがついた時点で23時30分
これでも大垣行きの夜行にも乗れない事が判明。今晩は泊って明日帰ることにす
る。前回たまこんさんと行ったカプセルでもよかったんだが、もう少しましな所
で寝たかったのと、キャッシュの持ち合せが少ないのでカードの効くところを探
してみようと思い、痛む足をひきづってウロウロ。
 ついでスポランへ寄ってみると、ライブモニタ台で酩酊状態の嫌魔王のアファー
ムドが丁度負けたところだった。イキナリの登場で、さすがに向うも驚いたよう
だ。しかし、こんな夜中までゲームしているとはおそるべき奴。で、今日は週末
金曜の定例会らしく、まわりには地場衛さんやらだーまえさんやらといった方々
もおられた。
 ここで、だーまえさんのアファームドに挑戦し、卑怯技で勝つ!。が続いてやっ
てきた大玉よっちゅテムジンにあっさり負ける・・・ところでスポランは閉店だ
そうで追出される。

 ゆく当ての無い私は、手近のホテルに飛込むと、ツインの部屋しか空いてない
ので11000円だという...もう歩くのも面倒臭いのでそのまま泊っちゃう。
しかしスターホテルというところには2度と泊らんぞ。大体エレベーターホール
での恥輪喧嘩が客室まで響くようなところで、この価格設定はないだろう?
足のマメと筋肉を冷やしまくりマッサージしてから寝る。

 朝は例によって6時30分に目が覚めた。TVを付けるとパワーレンジャーを
やっていた。うぅ~ん米国人の考えることはわからん。しかし、ガンダムXは来
月からこの枠でやるのか?案外この移動は当りかもしれん。 
 パワーレンジャーを見終わったところでホテルを出る。カウンターでは余りに
早いチェックアウトに「ごゆっくりお休みになれましたか?」の決まり文句も出
ない。逆に私が似つかわしくないグレードの低い客なのかな?

 新宿駅で鳥弁当を購入、高尾行きの快速にのる。土曜日なので結構ハイキング
客が多い。車中で弁当を食べ、手が空いたら足をマッサージする。これだけやれ
ば筋肉痛は減るだろう。高尾で後発の甲府行きの列車を待つ、最初からこれに乗
れば良かったんだよな。
 甲府駅で降り、職場へのお土産を買う。5合目で買っとけばこの手間も不要だっ
たんだ。ついでに駅前の銀行で路銀を調達する。
 再び小淵沢行きの列車に乗込む。小淵沢は小梅線の乗換駅である。さて、30
代の諸君なら憶えているだろうか?かって15年ほど前「愛川欽也の探検レスト
ラン」という番組があったことを、この駅にはその番組とタイアップで創られた
「元気甲斐」という豪華駅弁が未だに売られている。私は未だ食べたことが無かっ
たので試しにたべてみたが....案外いけた。

 さて、そうこうするうちに”新宿発 松本行き”の列車がやってきた。本来な
ら最初からこれに乗ればよさそうなモンだが、それでは余りに単調で面白くない
のである。(上で言ってることと違うぞ)車内は31日なのに登校日なのか高校
生で溢れている。
 上諏訪で降りて温泉にでも入ろうかと思ったが、まぁ今回はパスすることに。
現在では岡谷=塩尻=辰野間のロスは思った以上に大きいのだ。松本まで出よう
かと思ったが、松本は4月に飽きるほどうろついたので折返し列車を塩尻で待つ
ことにする。しかし、塩尻駅前は何もないところである。シマッタ!!

 かくて中津川乗換で名古屋へ。
名古屋ではトイレに行きたくなったので、改札を出る。ちょうどこの時間帯は下校
から退社に重なるため大垣~米原間の接続が非常に良いので、少々乗り遅れても安
心である。

 まぁこの先は、特にトラブルもなく過ぎたので書く事もない。

 しかし、修業にならない修業の旅ではあった。

- MES( 1):FROM Gパティオ V2 96/09/25 -

by 太陽系でもっとも平凡なおじさん(^|^)うじ

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